久方ぶりのラノベでした。
感覚ついていけなくなってきてるというか、もうだめかなーなんて思ってもみましたが
1冊の本の中でもここいいなぁと思ったり思えなかったりするケースもあるので
おそらくそこは気分と感覚が合致するかしないかなのかな、と思ってみたり。
ということで感想です。
一迅社はその概略が裏表紙に書いてあるので
ストーリーをある程度知った上で購入できるのでありがたいですね。
そんなざっくりすとーりー
冷血風紀委員(貧乳)と巨乳好き高校生の主人公が恋に落ちた!……「 ら し い 」
というのも二人とも記憶を失って思い出せなくなっているからなのだ。
かくして二人はそれぞれの思惑の上で記憶を取り戻そうと画策するのだが…?
と記憶喪失モノで久しぶりに読むならラブコメじゃろーとか思って買ってみました。
概略がすごく魅力的で買ったんだけどその記憶を思い出す過程が普通というかベタというか。
別に面白くないわけじゃないけど良くも悪くも結末が読めすぎてしまった。
でも自転車の追走劇のとき、先に置いといた複線が出たのは勢いがあって面白いと思った。
あと意図的なのかもしれないけどすごいフラストレーションがたまるというか溜まる展開だなぁと思った。
「嗜好があわない二人が付き合ってたことを思い出すために結果男が振り回される」というやつなので
特に序盤は振り回されることが殆どなので、その分溜まります。
それが開放されたときの快感を狙ってるならありなんかもなぁとか思うのですが
僕は快感自体もそれほどに感じませんでした。
キャラは突き抜けてます、普通な人間は居ません。
特に主人公は巨乳好きということで「おっぱい」を連呼、著者は何か悟りを開いたとしか思えません。
最後の最後で出る両親もおかしくて、要は「突き抜けすぎて普通の人が居ない」結果に。
逆に普通の人が出たらそれはそれで浮きそうだなぁw
どうも続刊で続くのでしょうか?
続き出るなら気になるけど買うほどかな…どうかな…と迷う感じの内容でした。
というのが僕の思った真実の評価かもしれない。
久しぶりに読んだラノベの割には不完全燃焼。
- 2008/08/31(日) 02:36:26|
- ライトノベル|
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